VEX IQ JAPAN CUP!!

去る3/24に渋谷ヒカリエで行われた”VEX IQ JAPAN CUP”にて谷中テックアカデミーからチームで参加しました。

私はコーチ兼レフリーとして参加してきました。

会場のヒカリエではまだビルがオープンする前の早朝から、ロボットキッズたちが集まりドライブの練習をしたり、プログラムの調整をしたり、知り合いとおしゃべりしたり・・・楽しげな雰囲気でスタートしました。

またこの大会には、ハワイからも数チーム招致されており、たくさんのハワイアンキッズチームも参加。会場では、持ってきたハワイのお土産をピット(チーム専用の待機デスクのこと)狭しとばかりにお店を広げて、通りかかるこどもたちや大人、スタッフにまでレイをつけてあげたり、Tシャツをプレゼントしたり。とてもサービス精神旺盛なハワイのロボティクス関係者に感激しました!

大会当日、私はレフリーフィールドにつきっきりで写真があまりないので、この前の日におこなわれた交流ワークショップでの様子をいくつかアップします。

驚異のロボットをひっさげてハワイから参戦

ハワイではVEXIQを学校教育に導入してすでに6年以上(ほかのロボティクスもあわせると10年ほど)とのこと。こどもたちはをアプリのボタンを組み合わせる方法でなく、直接コードを打ち込む方法でロボットをプログラムしている。この辺は英語ネイティブには一日の長がありますね。

交流会ワークショップの様子

前日のワークショップには、その日はじめてロボティクスを触る子も数人来ていて、その日の私の役目はその子たちにスピードボットを制作し試してもらう予定であったのだが、ロボットの箱を開けたとたんに、あたりにいたハワイのキッズたちが次々とその子たちのとなりに来てくれて、教えて始めたのでした。私はその様子を感心しながらただただ見守るばかりでした。

STEM教育から得られる、本当に大事な「ソフトスキル」(コミュニケーション、リーダーシップ、ナレッジシェア)がしっかり浸透しているハワイのロボティクス教育に脱帽です。

こどもたちはロボット制作を通してすぐ友達になる

さて、話を戻して渋谷で行われたJAPAN CUPは、大変ハイレベルな大会となりました。さきほどのようなカラフルでかわいらしいロボットが、一旦試合がスタートすればモンスターのごとく次々とポイントを重ね、あっという間に見たこともないようなハイスコアの連続でした。

谷中テックチームやほかの日本チームもこのハワイチームのロボットに興味深々のようでした。

後から聞いた話ですが優勝したチーム(一番上の画像)は、ハワイの州代表チャンピオンとのこと。道理で!!

そんななか、2度目の大会で大健闘した谷中テックチームは「ALOHA MAHALO」アワードを受賞!!コーチとしても初めての教え子がアワードをもらえて感無量でした!

そして、今回のアワードの発表では、サプライズがありましや。発表の最後にな、なんと「ボランティア オブ・ザ・イヤー」なるアワードを僭越ながら私がいただいてしまいました!いや、ほかにもいっぱいふさわしい人いるでしょううう!!

谷中テックがいただいたアワード。MAHALOとは、ありがとうという意味

いろいろ勉強になる1日でありました。

参加したキッズたち、運営スタッフ、関係者の方々に感謝します。特にハワイチームを率いてきてくれたアート夫妻、ジャッジの方々、VEXJAPANのマルさん、ワカ、アキさん、スタッフ、関係者、保護者のみなさん、本当にありがとうございました!!

終わったあとはみんな笑顔!

これからも微力ながら日本のSTEM教育普及のために尽力する所存です!

さあ、次はNEW GAMEだ!

(4月末の行われる世界大会のあと、5/1以降に2019−2020の新しい競技が発表されます。)