ハワイから来訪したゲストと一緒に練習しました。

ハワイより帰郷されたご家族が、谷中テックアカデミーに遊びにきてくれました!

久々の更新となりました!

本日より、アカデミーは実験的に教室の会場を同じスタジオRのビルの2階スペース「StudioR. LIVING」に移し開催することになりました。

ゲームフィルドをStudioR. LIVINGに設置してみた。ステキな感じです!

そして、今回は楽しいゲストが来てくれました。遊びに来たヒロハタファミリーは今年の3月に渋谷で行われたジャパンカップに出場されていたご家族で、会場でTくんのお母様と仲良くなり、その後ぜひ日本で一緒に練習したいという申し出がありました。教室の会場がすこし狭いのと、シャイな谷中テックの子どもたちとうまく打ち解けてくれるのか少し心配でしたが、結果、子どもたちはロボットを通じて、お互いに日本語、英語まじりの会話ですぐに打ち解けてくれました。

年上の子が、自然に自主的に、初心者や下の子と一緒に作る。大人はそこに介入しません。

自然に。積極的に。ロボティクスを通じたコミュニケーション。

夏休みを前に、新しい仲間も増えた谷中テック。今年1年生になったばかりのEくんはちょうどクローボット(基本的なアームロボット)を制作中でしたので、初心者の二人に日本語とやさしい英語で会話をしながら、一緒にクローボットを完成させました。完成した後は、早速フィールドでテストドライブ。ボールを荷台に積む作業を練習しているEくんのロボットに、ゲストたちはボールを2個積み込むためのちょっとした工夫をほどこしてくれました。(思わず、ハイタッチ!)

「そこは僕にやらせて〜。」新しく入った1年生も積極的にグループワークに関わってくれました。

普段は黙々と、制作に取り組む上級生の二人も、新しい仲間と、お土産でいただいたハワイご当地「OREO」を口にしながら、ワイワイガヤガヤと今日はなんだか楽しそうです。

教室に設置した新しいゲーム「 Squared away」のフィールドを前に、「このキューブをつかむには・・・」、「ボールをロボットにプールして運びたいのだけど、どうやって作ろう?」と具体的なロボットのイメージを語りはじめました。

チームワークで制作するのは楽しい。会話も弾みます。

目的に合った柔軟な改造や、”プロトタイプ”をさくっと作ってしまうハワイキッズに刺激をうける。

中でももっとも古株で大会にも出場しているTくんと、ハワイご家族の長男Kくんはホワイトボードを使って、デザインアイデアを出し合い、Kくんはささっとボールをプールするための「プロトタイプ」と呼ばれる、試作品を作ってくれました。(写真撮るの忘れた!)

新しいパーツBOX(画面奥)も仕入れて、だんだん、ロボット工房っぽくなってきた?

こうして、こどもたちはすっかり仲良くなり、クラス終了後も文通をするために住所交換をしたりして、早くも夏の思い出の1ページとなりました。

Yanaka Tech Academy meets Hirohata Family. Thank you!!

THANK YOU, MAHALO and ALOHA!

ハワイよりはるばる訪ねてきてくれた、ヒロハタファミリーに感謝です。ぜひ、また交流したいです。(いつでも遊びにきてくだい!)

さて、こどもたちは8月末の練習試合に向けて、それぞれ本格的に新しいロボットを完成させつつあります。

次回以降は、ドライビング、プログラミングの練習も組み込んで試合への準備を進めます。

ジメジメした天候が続きますが、ロボティクス教室の子どもたちにはもちろん全く影響ありません。

彼らの熱い夏はすでに始まっていました・・・!

以下、次回。

VEX IQ JAPAN CUP!!

去る3/24に渋谷ヒカリエで行われた”VEX IQ JAPAN CUP”にて谷中テックアカデミーからチームで参加しました。

私はコーチ兼レフリーとして参加してきました。

会場のヒカリエではまだビルがオープンする前の早朝から、ロボットキッズたちが集まりドライブの練習をしたり、プログラムの調整をしたり、知り合いとおしゃべりしたり・・・楽しげな雰囲気でスタートしました。

またこの大会には、ハワイからも数チーム招致されており、たくさんのハワイアンキッズチームも参加。会場では、持ってきたハワイのお土産をピット(チーム専用の待機デスクのこと)狭しとばかりにお店を広げて、通りかかるこどもたちや大人、スタッフにまでレイをつけてあげたり、Tシャツをプレゼントしたり。とてもサービス精神旺盛なハワイのロボティクス関係者に感激しました!

大会当日、私はレフリーフィールドにつきっきりで写真があまりないので、この前の日におこなわれた交流ワークショップでの様子をいくつかアップします。

驚異のロボットをひっさげてハワイから参戦

ハワイではVEXIQを学校教育に導入してすでに6年以上(ほかのロボティクスもあわせると10年ほど)とのこと。こどもたちはをアプリのボタンを組み合わせる方法でなく、直接コードを打ち込む方法でロボットをプログラムしている。この辺は英語ネイティブには一日の長がありますね。

交流会ワークショップの様子

前日のワークショップには、その日はじめてロボティクスを触る子も数人来ていて、その日の私の役目はその子たちにスピードボットを制作し試してもらう予定であったのだが、ロボットの箱を開けたとたんに、あたりにいたハワイのキッズたちが次々とその子たちのとなりに来てくれて、教えて始めたのでした。私はその様子を感心しながらただただ見守るばかりでした。

STEM教育から得られる、本当に大事な「ソフトスキル」(コミュニケーション、リーダーシップ、ナレッジシェア)がしっかり浸透しているハワイのロボティクス教育に脱帽です。

こどもたちはロボット制作を通してすぐ友達になる

さて、話を戻して渋谷で行われたJAPAN CUPは、大変ハイレベルな大会となりました。さきほどのようなカラフルでかわいらしいロボットが、一旦試合がスタートすればモンスターのごとく次々とポイントを重ね、あっという間に見たこともないようなハイスコアの連続でした。

谷中テックチームやほかの日本チームもこのハワイチームのロボットに興味深々のようでした。

後から聞いた話ですが優勝したチーム(一番上の画像)は、ハワイの州代表チャンピオンとのこと。道理で!!

そんななか、2度目の大会で大健闘した谷中テックチームは「ALOHA MAHALO」アワードを受賞!!コーチとしても初めての教え子がアワードをもらえて感無量でした!

そして、今回のアワードの発表では、サプライズがありましや。発表の最後にな、なんと「ボランティア オブ・ザ・イヤー」なるアワードを僭越ながら私がいただいてしまいました!いや、ほかにもいっぱいふさわしい人いるでしょううう!!

谷中テックがいただいたアワード。MAHALOとは、ありがとうという意味

いろいろ勉強になる1日でありました。

参加したキッズたち、運営スタッフ、関係者の方々に感謝します。特にハワイチームを率いてきてくれたアート夫妻、ジャッジの方々、VEXJAPANのマルさん、ワカ、アキさん、スタッフ、関係者、保護者のみなさん、本当にありがとうございました!!

終わったあとはみんな笑顔!

これからも微力ながら日本のSTEM教育普及のために尽力する所存です!

さあ、次はNEW GAMEだ!

(4月末の行われる世界大会のあと、5/1以降に2019−2020の新しい競技が発表されます。)